紅葉の赤

紅葉の赤

たいせつなひとの誕生日には「ラルブルの花がいい」と知っている「こくう」です。

秋もいよいよ深まってきました、いかがお過ごしですか?
秋の色合いの美しさは、春の色合いとはまた違った趣(おもむき)がありますよね。
鮮やかさの味わいが違うというか、秋の色はダイナミックに思い切りがいいんです。
そう、なんというか「吹っ切れた色」というべきか。
春と秋の花色や風景色を「絵」でたとえたなら、
春は水彩画で、秋は油絵かな。

紅葉の赤は素敵です。とはいえ、いけばなの先生によれば、
もみじなどはすぐに葉のふちが乾いてチリチリになってしまうそうで。
(そのわけは、こちら「紅葉は終演祭だった」で分かります)
その点、傷みにくいのが、七竈(ななかまど)です。
名前の由来は、7回竈にくべても燃えないほど堅いからといわれていますが、
7日間竈で焼くと極上の炭ができるからだという説もあるようです。

花よりも「赤い実」のほうが有名というめずらしいタイプ、こう見えて薔薇科です。
花は夏に白く小さい花が実のように集まって咲きます。

日本ではよく神社でも植えられることが多いナナカマド。
そのわけは「燃えにくい」ことから火除け、火災除けのご利益ありとされてきたからだとか。

一方ヨーロッパ各地では、十字架を作るのに古くからナナカマドが使われています。
きっと強く燃えにくいことが魔除けのイメージに合うため、使われているようで。
家畜小屋の戸口にかけておいたり、またヨーロッパのある地方の習慣では、
教会にある墓地のナナカマドで作った十字架は特別なものとし、
特定の祭事に信者が身に着けたそうです。

今回は紅葉の赤をテーマにお届けしました。ではこのへんで「こくう」でした。

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